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その4 エアクリーナ編(2)
今回は毒きのこだ

インプレッション

  

 ボンネットを開けてエンジンルームを見たときに、パッと目に飛び込んできます。
 これはかなり強烈ですよ。なにかやらかしてくれそうで。
 しかも銀色のクールな感じが、たまりません。

 エンジンをかけてみましょう。
 いつも通りに始動しましたか?
 もし「ブォンブォン」とかいいながら回転数が乱高下するようだったら、エアフロコネクタのつなぎ忘れです(エアフロが汚れたり濡れていたりしても起こりますが)。

 走ってみた感想など。
 2,000回転以下のトルクが細くなったような気もしますが、「気もする」程度。実用上支障ありません。
 アクセルを踏み込んでフル加速を試みると、ノーマルに比べて3,000回転からの吹け上がりが鋭くなっているのがわかります。 一気に5,000回転や6,000回転に飛び込んでいきます。
 吸気効率が上がったからなのか、エアフロが誤作動して燃調が薄くなったからなのかはわかりませんけれど。

 冷間始動時やちょっとスロットルを開いたとき、ボンネットを開けてあると「シュコー」という音がしているのがよくわかります。
 これが車室内では「心なしか騒々しい」という感じにしか聞こえないところが、ちょっと惜しいかな。
 でも、同乗した人には吸気音が聞こえるんだとか。うーん、慣れてしまってるのかなぁ>自分

 心配する向きも多いであろう、エンジンへの悪影響について。

 まず気になるのが「燃調が薄くならないか」という点ですが、実際薄くなっているかもしれません。
 でも、ノーマル時が必要以上に濃い設定になっているらしく、少々薄くなってもノッキングなどの症状はなし。
 SR20エンジンでは、心配するほど薄くならないようです。

 もうひとつ、「集じん能力は低下しないか」という点について。
 多分、K&NやHKSの製品だったらほとんど問題にならないレベルの能力はあると思います。
 (HKSの製品については、交換をさぼると埃を吸い込むようになるそうですが…)
 今回装着したBLITZのSUS POWERは、純正や他社製品に比べてエアフロに汚れが付着しやすいようです。
 エアフロ保護のネットを指でこすると、黒いすすのようなものがわずかながらついてきます。 フィルタ洗浄時に、エアフロもクリーナーできれいにしてやった方が良さそう。
 フィルタを水洗いすると粒子の細かい汚れも取れてくるので、それなりに微細な粒子も捕集しているらしいことはうかがえるのですが。

 新品で2万円以上かかってしまうので装着しようか迷うところですが、もし安く手に入るなら取りつけてみるのも面白いパーツです。見た目でハッタリ効くし。

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