アルパイン(アルプス電気グループ)のカーナビゲーションシステムを
1万円弱(正確には9千円)で買い
爆安ナビゲーション環境を構築する計画
ハードオフのジャンクコーナーで捕獲。
ナビとしては初期のモデルで、 アルパインが「うちのナビは地図を回転させて進行方向を上にして表示できる」と自慢していた頃の製品(今となっては当たり前だが、当時は画面上=北で固定というのが普通だったと記憶している)。
今や自動設定が当たり前の経路表示も、予定する経路をすべて手入力しないといけない。これは寂しい仕様だ。
発売当時の全国版ソフトがついてきた。ナビ研v2規格。最新の中部版と関東版を買ってもいいかと思っている。
パチンコ台から取り出した液晶モニタが、秋葉原や大須などの電気街で買えるようになった。
大きさにもよるが、500円〜3,000円といったところ。
ただ、使い方がわからなかったり「使えない」仕様だったりすると損する。
秋月電気通商で販売されている5.4型モニタは、同社から発売されている「ビデオ→RGB変換キット」と組み合わせることを想定していて、使用法の説明もある。今回はこれを利用することにした。
第1アメ横のボントンにも同じと思われるものが置いてある。黒いプラスチックの筐体で、横に「CRウルトラマン」「CR大リーガー」と書いてあるのがそれ。本当に同じかは未確認だが、簡単な接続図も付属しているようだ。こちらは¥2,500-だが、秋月のそれよりややギャンブルだ。
この液晶モニタは普通のアナログRGBと同じ信号レベルを印加してやれば動作する。
ただし、RGB信号はそれぞれ75Ωの抵抗で終端(GNDに落とす)してやらないといけない。
また、SYNC端子には水平同期をTTLレベルで入力するが、論理反転が必要なので注意。
液晶駆動用に5V、バックライト用に6〜12Vの電源が必要。7805と7809で電源を用意してやればいいだろう。
論理反転と75Ω終端は、秋月の変換キットを使う場合は不要。
反転回路は変換キットに載っているし、ビデオアンプ手前からRGB信号を取れば終端もしなくてよい。
ビデオ→RGB変換キットと液晶モニタを組み合わせれば、ディスプレイとして実用になるものができる。
(変換キットのY/C分離は結構いい加減なので、S端子を使えるならそれに越したことはない)
ナビ本体からRGB信号が出ているので、これを直接LCDモニタに入力することを考えた。
ディジタルテスター1本で解析した結果、ナビから出ているRGB端子(6pミニDIN)のピン配列が判明した。
メスコネクタの半田付け面(もしくはオスコネクタ正面)から見た配列。
NCにも何か出力されているようだが、正体不明なので触らぬ神に祟りなしとしておく。
SYNC端子は、LCDモニタと直結してよい。レベルも論理も合っている。
RGB信号には、 75Ω終端が必要。忘れると非常に見づらい画面になる。