その2 カーオーディオ編(1)
1DINデッキ
カーオーディオいじりの「はじめの一歩」となることが多い、ヘッドユニット交換。
(もしかしたら「スピーカー交換が先だよ」という人の方が多いかな。私もその方がいいと思いますが…)
好みのヘッドユニットを購入しても、すぐには使えません。「取り付け」という難関(?)が待っています。
買ったショップで頼むと、工賃3,000円〜5,000円で請け負ってくれます。
でも、パネルの取外しさえできれば案外簡単にできるものなんですよ。
これを読んで「自分にもできそうだ」と思ったあなた、5,000円得するかもしれません。
P11プリメーラの場合の外し方を示します。
P10も似たようなものです。最初に外すべきねじが4本に増えますが。
最初にねじを外します。矢印の場所に2か所あります。
ねじを外したら、下の方から少しずつ力を加えてパネルを外します。下の方が浮き上がってきたら、エアコンの吹き出し口に手をかけて、手ごたえの変化に注意を払いながら手前に引っ張ります。
無理な力をかけすぎて折ってしまわないように、ゆっくりと。
←こんな感じで外れます。
スイッチの配線が残ってます。
勢い余って引きちぎらないように注意。
コネクタを抜いてしまいましょう。
あとはねじを外していくと、ここまで分離することができます。
市販のヘッドユニットを取りつけるには、日産車用の変換コネクタが必要。メーカーはどこのものでも構いませんが、ヘッドユニットと同じメーカーのものを使用すると、コードの色がそろってわかりやすいかも。
もうひとつ、日産車用フロントパネルキットも買っておいてください。これはヘッドユニットと同じメーカーのものを購入すること。ここで違うメーカーのキットを買ってしまうと、取り付けができません。
まず、ヘッドユニットに変換コネクタを取りつけます。
アクセサリ電源・バッテリー電源・イルミネーション電源・パワーアンテナ信号・スピーカー端子(前後左右プラスマイナス、計8本)といった信号線がありますので、間違えないように同じ名前の線どうしをつないでいきます。
すべてつないで、間違いのないことを確認したら、車体側のコネクタと変換コネクタを接続します。
続いて、車体から出ているラジオのアンテナ端子をヘッドユニットに差し込みます。
P11では問題なく差し込めるのですが、P10の場合はそのまま差し込むことができません。
「日産車用ダイバシティアンテナ変換ケーブル」を買ってきて、それを介してつなぎます。
あとは必要に応じて、CDチェンジャーケーブルなどを差し込みます。
ケーブルを挟まないようにヘッドユニットを納めて、あとは逆の手順で取りつけます。
慣れると簡単にこなせるようになりますけど、最初は慎重に。