その1 エアクリーナ編(1)
エアクリーナエレメント、メーカー指定は「清掃不要、6万kmで交換」ですが、もっと早く換えてしまってもいいと思います。ゴミが詰まった状態よりも、エンジンがスムーズに回るようになりますよ。
普通のもので、2千円前後。そんなに高くないでしょ?
カー用品店で交換を頼むと500円ほど工賃を取られることがあります。
自分でやってみましょう。簡単ですから。
工場出荷時についていたエアフィルターエレメント。
1万3千km走っただけで、こんなに汚れます。
赤い部分がかなり残ってるので問題なく使えますが、
真っ黒になる日も遠くはなさそうです。
材質や形状を工夫することによって、ノーマルタイプより空気の通過抵抗を減らした製品、また集じん能力を高めた製品があります。
こういった製品を選んでみるのもいいですね。
○で囲んであるのが、エアフィルターを収めるケース。バッテリーのすぐ上にあって、「60,000kmごとに交換」なんて書いてあります。
今回は、FET製の「フォルザ」をつけてみることにします(矢印)。
発泡ウレタン素材を使用、通過抵抗を下げつつ集じん能力も確保しています。
この手の製品にしては安価な部類に入り、しかも洗って使えるのが特長。
3,000〜5,000kmごとに、中性洗剤で優しく洗います。
大体5回くらいは洗って使えるみたいですね。
爪は4か所あります(矢印)。
すべて外すと、ケースの上下がパカッと分離します。
古いエアフィルタを取り出し、新しいものを装着します。
表裏を間違えないように注意。
ゴムパッキンのついている方が上、フィルター本体が出っ張っている方は下。
逆に差し込むとケースがうまく閉まりません。
それでも無理やり走らせようとすると、エンジンがゴミやスポンジを吸い込んで大変なことになってしまいます。
あとはふたを閉じて、爪を4か所引っ掛ければ作業完了。
ノーマルのエアフィルタと比べて、低回転域が若干力強くなったように思います。
SR20DEエンジン+CVTトランスミッションの2.0Gとは、なかなかいい相性かも。
実売価格が3,000円であることを考えると、なかなかよろしいんじゃないでしょうか。